ラジオの時間
ラジオ番組を始めることになった高峯のあの話。
「貴方は今…星を観ているかしら?高峯のあよ。今夜から始まった
Noa's Narrative Night
どうやらスタッフはNNNと略させたいようね……物語のような素敵な時間を共に過ごせるよう望む……。」
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「質問のコーナー。とはいえ勿論第1回だし
アナウンスもしていないから質問は来ていない。こういう場合、普通は仕込みをするものだそうけど……断らせてもらった。私の好きにさせてくれたスタッフには感謝する。そして……観測者に望む。このコーナーへの質問を。……そうね、可能な限り答えたい。」
「今回はその代わりに放送開始にあたり祝辞が届いてるそう……読ませてもらうわ。
『新たなる禁書の封印が解かれし事に闇の祝福を!汝が呪詛がこの世を覆い尽くさん事を!』
『時の共有。それが例え双方向でないとはいえども、それはボクにとって特別な意味を持つだろう……。観測(み)せてもらおうか。キミの照らし出す星を……。』
……感謝する。観測者たちの期待に応えられるよう努力する。」
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「さて、時間のようね。楽しんでもらえたなら幸甚。また、逢いましょう……。」