NOA-HALのよく分かるかもしれないサッカー
高峯のあと結城晴がサッカーについて説明する話。
晴「えーこれカメラ回してるのか?どこで使うわけ?大体オレそんな説明とか出来ないって……まあ、折角このユニットで仕事……なのかこれ?出来るわけだし何とかやってこうぜ!」
のあ「了解よ。ではまずサッカーのフィールドについて説明を。」
晴「OK!えっと上から見た時に真ん中にあるのがセンターライン。そっから向こうが敵陣でこっちが自陣!」
のあ「このセンターラインに平行するのがゴールラインでゴールラインの中央にあるのがゴール、というわけね。そしてセンターラインと垂直にあるのがタッチライン。」
晴「そう。そしてプレーが中断するのはこのラインをボールが出た時と反則があった時。タッチラインから出ればスローイン、ゴールラインから出ればコーナーキックかゴールキック。」
のあ「その分岐の条件は?」
晴「ゴールラインからボールを出したのが攻撃側ならコーナーキック、守備側ならゴールキック!」
のあ「なるほど。相手陣内に攻め込んでいる側か自陣内で守っている側か、ね。」
晴「ゴールキーパー(GK)の説明もした方がいいのかな?フィールドで唯一、手を使っていいポジションなんだ。でもこのゴールキックの時は地面にボールを置いて蹴らなきゃいけない。」
のあ「では、よく見るボールを手で浮かせて蹴っているのは反則?」
晴「パントキックか。あれはプレーが中断してないんだよ。」
のあ「理解した……。ではタッチラインからボールが出た場合のスローイン。あれは誰しも手を使っているようだけど、先程の説明と矛盾する……。」
晴「フィールドで唯一手を使えるのがってところか。ラインの外はフィールド外ってこと。だから誰でも手を使えるわけさ。」
のあ「成る程。」
晴「で、反則。フィールド内で反則をするとフリーキック(FK)が相手側に与えられる。細かい話は省くけど反則があった地点から、一定の距離内に敵が近づけない状態で地面に置いたボールを蹴って再開する。」
のあ「間接と直接というのがあるようね。」
晴「これはゴールに直接入れてOKかどうか。間接FKがゴールに直接入ってもゴールと認められない……まあこれは今はいいかな。」
のあ「さて、いよいよ本題ね。」
晴「おう。えっとゴールの手前にボックスがライン引いてあるんだけど、この中がペナルティーエリア。この中で守備側が反則をするとペナルティーキック(PK)になる。これも例外あるけど今回は飛ばすことにする。この場合、FKと違って反則のあった地点ではなくてペナルティースポットというところに置いてGKと1対1となる。」
のあ「このPKを使って引分けに終わった試合の決着を付けるのがPK戦というわけね。本来は罰則だったということ……よく理解できた。」
晴「ならよかった!じゃあいよいよ問題の件を説明してみるか!」
(続く)