京都散策編
京都の街を散策する企画に抜擢された高峯のあの話。
のあ「三船美優からこのシリーズで同じ季節に鎌倉での撮影をした話を聞いた……。概要も企画書で理解している。問題ない。」
舞「おはようございまーす。あ、ごめんなさい打ち合わせ中でしたか?」
のあ「いえ、問題ないわ。おはよう。今日はよろしく……。」
舞「雨の中っていうのもそうですけど京都のこと、隣の県なのにあまり知らないのでワクワクします!」
のあ「ワクワク……か。私はどのように臨むか未だ漠としている……。」
舞「うーん……のあさんらしく臨めばいいと思います!」
のあ「……三船美優にも最終的にはそう助言された……しかし確たるアイデンティティが自分の中で確立、定義出来ていない……私とは何か……。」
舞「む、難しいですね……。でも、自然体に、ありのままでいいんじゃないでしょうか。きっとファンが見たいのはそういう普段の姿なんだと思います!」
のあ「そう……なのか。成程、理解した。どう飾るかという事ばかり考えていた。感謝する。偶像というもの、奥が深い。」
そしてアイドルプロデュースへ……